通された部屋は二間続きになっていて、まずドアを開けると正面に1人掛けソファだけが置いてある狭い部屋があり、そのソファの上に荷物を置くよう言われ、入ってきたドアに鍵を掛けられました。
そして、ソファの横にもう一つドアがあり、荷物を置いた後、そこへ入るよう促されました。

更に入った奥の部屋はやはりこじんまりしていて、診察用ベッドと丸い回転椅子が置かれていました。
その診察用ベッドに座るよう言われました。

普通の人なら診察用ベッドに普通に腰かけるのだろうと思いますが、私の右足は下に置いてたらすぐに痛くなるので、ベッドを良い事にL字型に座らせて頂きました。(もちろん、傍にいた看護師さんの了承を得て)

まずは看護師さんからの問診票チェック。
来院動機であるホクロ除去の事はさておき、看護師さんに気になられたのは、もろちん(?)足のこと。
大体、まずは怪我とか聞かれます。
問診票の既往症にも書いてますが、DFSP(隆起性皮膚線維肉腫)って、足の病気じゃありませんし、さすが“医者も知らない病気”と言われているだけあって、みんな知らない。
「皮膚がんの一種なんですよ」と、サラリと言うと、「そうですか」と、サラリとかわされました。
このクリニックに訪れる人はがん患者さん多いのかしら?



そんな会話をしていると、真打医師登場。

HPに載ってる写真と全然雰囲気が違ってて、びっくりしたw
いや、同一人物には見えますよ。ただね~…本物があまりにもやつれてて疲れ切った姿の医師で。
HPはベストコンディションで臨んだのか、はたまた修正かけたのかwwww
大体一般的に、確かにちょっと美化された写真が載ってはいるけれど…宣伝用の写真なんてそんなもの?


それは置いといて。
医師は問診票をチラりと見るなり、顔のどこのホクロかも聞かずに「コレですね」と…。
ま、そうですけど。(やっぱり目立つのね…)
そして、マジマジと見て…


医師「う~ん…」

医師「…ちょっと触りますね」

私「はい」

医師「う~ん…」


そして、どこからか定規を取り出して、測る。


医師「0.8×1cmか…大きいなぁ」


大きすぎて取れないとか!?…と、不安に思っていると


医師「ホクロ除去は、主に2つ選択肢があります。メスで切る方法と電気メスで削る方法です」



医師の話によると、ホクロ除去の2つの選択肢は
メスで切る(所謂通常の手術で切除する)方法と電気メスで削る方法。
どちらも保険適用外。
金額はホクロの大きさで決まるそうで、私の場合、1cmあるのでメスで切ると10万円。
電気メスで削る方法だと5万円。
但し、電気メスの場合は再発も多く、数回削る事になるので費用は5万円以上なのだとか…。

そして、顔のホクロ除去の場合?というか私の場合?
メスでホクロ除去した時に傷が拘縮(ひきつれ)る可能性があると言われ…話を聞くだけで固まりそうになりました。
(そこまで大変な事を言われるとは思ってもみなかった浅はかな私)


その前に、保険適用のクリニック探してて、まさか10万円提示されると思っても無かったので、そもそもが想定外www


いやぁ…どうしよう。それでもこのクリニックにお願いすべきなのか?
色々考えていると


医師「色んなクリニックがありますので、これから沢山調べて下さい。美容整形外科等は、相談するだけなら無料の所もありますし、他の方法を提示しているクリニックもありますので、一番良いと思った所で施術されるのが良いですよ。ここでする気になったのなら、後日予約も出来ますから。一応、ここでの施術については今から看護師が説明しますから、聞いて帰って下さい」


そう言って、医師は去っていった。( ゚д゚)ポカーン